ごじ

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世界大百科事典(旧版)内のごじの言及

【アイスランド】より

…アイスランドからは10世紀後半以後グリーンランドへの植民がなされ,そこから北アメリカ大陸への移住も試みられた。初期アイスランドは地域有力者(ゴジ)36名(後には39名に増員)とその一族が支配する社会で,国王が君臨する中世ヨーロッパ諸国の中で例外をなした。1000(ないし999)年にキリスト教が国教として採用され,アイスランドははじめハンブルク(ドイツ),のちにルンド(デンマーク),ついでニーダロス(ノルウェー,1152以降)の大司教座に属した。…

【スカンジナビア】より

…アイスランドは9世紀末からノルウェー西部地方をはじめとするスカンジナビアからの移住者のつくった社会である。彼らは有力農民の神殿hofを中心に祭祀共同体を組織し,かかる有力者はゴジgoði(司祭)とよばれた。このような有力者は集まって地域的集会heraðsthing(〈ヘラズherað(地域)の集会〉の意)を組織し,さらに人口増によって未開地が基本的に消滅した930年ころに,全島レベルの集会=アルシングAlthingに結集し,全島をさまざまなレベルの集会の体系に組織した。…

※「ごじ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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