ゴナン(読み)ごなん(その他表記)Jules Gonin

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴナン」の意味・わかりやすい解説

ゴナン
ごなん
Jules Gonin
(1870―1935)

スイスの眼科学者。ローザンヌ大学眼科学教授。網膜剥離(はくり)の研究者として知られ、とくにその裂孔を閉鎖する治療法の開拓者として有名である。1937年彼の学功を記念して第15回国際眼科学会でゴナン賞が制定されたほか、1938年ハイデルベルク眼科学会は、彼の功績をたたえて第6回グレーフエ賞牌(はい)を遺族に贈った。

[福島義一]

『山賀勇著『世界眼科史と日本眼科史』(『日本眼科全書 第1巻』所収・1954・金原出版)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む