サオラ(読み)さおら

知恵蔵mini 「サオラ」の解説

サオラ

偶蹄目ウシ科サオラ属に分類される草食動物ベトナムラオスの山岳地帯の森林に生息する。体長150~200センチメートル、体重100キロ(推定)。オスメス共に長い2本の角を持ち、体色は茶色で、目の上にまゆ毛のような白い模様がある。1992年にベトナムで初めて発見されたが、その後、生体がまれにしか確認されていないため、詳しい生態は明らかになっていない。正確な個体数は不明だが、乱獲や開発によって減少傾向にあるとされ、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリスト絶滅の危険性が極めて高い「絶滅危惧IA類」に指定されている。

(2014-6-6)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

小学館の図鑑NEO[新版]動物 「サオラ」の解説

サオラ
学名:Pseudoryx nghetinhensis

種名 / サオラ
別名 / ベトナムレイヨウ
科名 / ウシ科
解説 / 1992年にベトナムで発見されました。単独または小さな群れで生活しているようですが、くわしい生態はわかりません。
体長 / 1.5~2m/肩高80~90cm
体重 / 100kg前後
食物 / 木の葉、草、果実
分布 / ベトナム、ラオスの森林
絶滅危惧種 / ☆

出典 小学館の図鑑NEO[新版]動物小学館の図鑑NEO[新版]動物について 情報

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