サトクリッフの発達理論(その他表記)Sutcliffe's development theory

法則の辞典 「サトクリッフの発達理論」の解説

サトクリッフの発達理論【Sutcliffe's development theory】

低気圧発達,衰弱を予測する近似式.上下二つの等圧面(それぞれ添え字0 (下)と1(上)で示す)の間の相対発散を表す式は,渦度方程式から下のような形に導かれる.

ここで f はコリオリ因子,∇p は等圧面上でのナブラ演算子,v は風速ベクトル,vT は温度風,&partial;/&partial;svT 方向の微分,ζ0 は下の面における相対渦度の鉛直成分,ζ‘ は温度風渦度である.二つの等圧面として1000hPaと500hPaを選んだ場合,右辺の値がプラスなら低気圧は発達し,マイナスならば衰弱する.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む