日本大百科全書(ニッポニカ) 「サラブリ」の意味・わかりやすい解説 サラブリさらぶりSara Buri 中部タイ東縁部のサラブリ県の県都。人口4万6251(1980)。バンコクの北東約100キロメートルに位置し鉄道が通じ、タイ北東部に通じる交通の要地として発展した。県の西部は平坦(へいたん)地で、見渡すかぎり一面の水田である。東部は丘陵地で輸出向けトウモロコシの生産が盛んである。石灰岩を産しセメント工場もある。近くには巡礼地として有名なプラブッダバード(仏足寺)やカオヤイ国立山岳公園がある。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例