サラレイシ(その他表記)Purpura patula; wide-mouthed purpura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サラレイシ」の意味・わかりやすい解説

サラレイシ
Purpura patula; wide-mouthed purpura

軟体動物門腹足綱アクキガイ科。殻高 5cm,殻径 3.3cm。殻は殻口が大きく,螺塔は小さく円錐形で5階。殻表は灰黒色で,螺層に2列の棘状突起の螺肋があり,体層にも5~6列の螺肋がある。殻口の縁部は黄橙色で,軸唇は広い。ふたは革質で外側に核がある。メキシコではこの貝の広い殻口のふたを強く押して,鰓下腺液を布にすりつけ日光にあてて紫色に染めた。カリフォルニア州南部からコロンビアおよびガラパゴス諸島の潮間帯の岩礁にすむ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む