サルセット島(読み)サルセットとう(その他表記)Salsette Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サルセット島」の意味・わかりやすい解説

サルセット島
サルセットとう
Salsette Island

インド西部,ボンベイの北にあった島。ポルトガルのインド進出の一拠点で,1739年にマラータ連合によって一時奪回されたが,1774年にイギリスに占領され,8年後正式にイギリス東インド会社の所有となった。 19世紀初頭には埋め立てによりボンベイ島と結ばれ,独立後の 1950年から行政上南部の大ボンベイに編入され,北部のタナ県に区分された。各地にポルトガル領時代の教会修道院村落遺跡があり,カンヘリには2世紀末から6世紀にかけての 100以上の仏教の洞窟寺院がある。デリーアラーハーバードとの間にそれぞれ幹線鉄道が通じる。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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