山川 世界史小辞典 改訂新版 「サレルノ侯国」の解説
サレルノ侯国(サレルノこうこく)
Principality of Salerno
中世南イタリアのランゴバルド系侯国の一つ。9世紀半ば,ベネヴェント侯国から分離独立する形で形成された。11世紀末にノルマン人ロベルト・グイスカルドに征服され,アプーリア公国の一部となった。12世紀初めには,ノルマン・シチリア王国に吸収された。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報