精選版 日本国語大辞典 「さんとり草」の意味・読み・例文・類語 さんとり‐そう‥サウ【さんとり草】 〘 名詞 〙 キク科の一年草。地中海沿岸やカフカス地方原産で、観賞用や薬用に栽培される。茎は高さ約六〇センチメートル。全体に軟毛が生える。葉は互生し茎を抱き、長楕円で波状に羽状中裂し、銀白色の斑点がある。夏、茎の先に径二~五センチメートルぐらいの黄色い頭花をつける。全草をカルトベネチクト草と称し薬用とする。きばなあざみ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例