さ小舟(読み)サオブネ

デジタル大辞泉 「さ小舟」の意味・読み・例文・類語

さ‐おぶね〔‐をぶね〕【さ小舟】

《「さ」は接頭語》小さい舟。こぶね。おぶね。
彦星ひこほし川瀬を渡る―のえ行きててむ川津し思ほゆ」〈・二〇九一〉

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精選版 日本国語大辞典 「さ小舟」の意味・読み・例文・類語

さ‐おぶね‥をぶね【さ小舟】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 小さな舟。おぶね。
    1. [初出の実例]「彦星の川瀬を渡る左小舟(サをぶね)のえ行きて泊てむ川津し思ほゆ」(出典万葉集(8C後)一〇・二〇九一)

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