さ馴らう(読み)さならう

精選版 日本国語大辞典 「さ馴らう」の意味・読み・例文・類語

さ‐なら・う‥ならふ【さ馴】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 ) 鳥獣が人になれる。
    1. [初出の実例]「左奈良敝(サナラヘ)る 鷹は無けむと 情(こころ)には 思ひ誇りて」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一一)

さ馴らうの補助注記

用例の原文「左奈良敝」を「さならべ」と訓んで、「さ並ぶ」(匹敵するの意)とする説も多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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