さ馴(読み)さならう

精選版 日本国語大辞典 「さ馴」の意味・読み・例文・類語

さ‐なら・う ‥ならふ【さ馴】

〘自ハ四〙 (「さ」は接頭語) 鳥獣が人になれる。
万葉(8C後)一七・四〇一一「左奈良敝(サナラヘ)る 鷹は無けむと 情(こころ)には 思ひ誇りて」
[補注]用例原文「左奈良敝」を「さならべ」と訓んで、「さ並ぶ」(匹敵するの意)とする説も多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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