ザッラーカの戦い(読み)ザッラーカのたたかい(英語表記)Zallāqa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ザッラーカの戦い」の意味・わかりやすい解説

ザッラーカの戦い
ザッラーカのたたかい
Zallāqa

イベリア半島におけるイスラム教徒キリスト教徒の戦いの一つ。 1086年,半島南西部のバダホスに近いザッラーカ (サラカともいう) で,北アフリカからムスリム援軍として到来したムラービト朝の君主ユースフ・イブン・ターシュフィーンレオン=カスティリア王国のアルフォンソ6世 (勇猛王)との間で行われた戦いで,前者後者に大勝し,ムスリム勢力の劣勢を挽回した。

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