ザビエル記念聖堂跡(読み)ざびえるきねんせいどうあと

日本歴史地名大系 「ザビエル記念聖堂跡」の解説

ザビエル記念聖堂跡
ざびえるきねんせいどうあと

[現在地名]鹿児島市東千石町

現在のザビエル公園にあたり、かつてのザビエル教会の石壁を利用した頌徳碑(ザビエル滞鹿記念碑)などが建つ。同公園の北側、照国てるくに町に昭和二四年(一九四九)に建てられたザビエル教会(鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂)があったが、平成一〇年(一九九八)吹上ふきあげ町へ移され、ザビエル来鹿四五〇年を記念して新しい教会が建設されている。明治四四年(一九一一)に建設されたザビエル教会はかつて来鹿したザビエルを記念して建てられたもので、県下初の本格的石造教会であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android