ザビエル記念聖堂跡(読み)ざびえるきねんせいどうあと

日本歴史地名大系 「ザビエル記念聖堂跡」の解説

ザビエル記念聖堂跡
ざびえるきねんせいどうあと

[現在地名]鹿児島市東千石町

現在のザビエル公園にあたり、かつてのザビエル教会の石壁を利用した頌徳碑(ザビエル滞鹿記念碑)などが建つ。同公園の北側、照国てるくに町に昭和二四年(一九四九)に建てられたザビエル教会(鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂)があったが、平成一〇年(一九九八)吹上ふきあげ町へ移され、ザビエル来鹿四五〇年を記念して新しい教会が建設されている。明治四四年(一九一一)に建設されたザビエル教会はかつて来鹿したザビエルを記念して建てられたもので、県下初の本格的石造教会であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android