シェリフ川(読み)シェリフがわ(その他表記)Oued Chéliff

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェリフ川」の意味・わかりやすい解説

シェリフ川
シェリフがわ
Oued Chéliff

アルジェリア北部を流れる同国最長かつ最も重要な川。全長 724km。サハラアトラス山脈中のアムール山地 (首都アルジェ南西 300~400km) に源を発し,ツイル川として北東流してオープラトー高原にいたり,沼沢地や小さな湖をつくって水量の大半を失うが,テルアトラス (アトラステリエン) 山脈南麓を流れるナハルウアセル川と合流したのちは,沖積平野 (シェリフ平野) を西流,モスタガネム付近で地中海に注ぐ。水量は不規則で,下流でも航行は不可能だが,中・下流地域では揚水ポンプによる灌漑により柑橘類,オリーブ,ワタなどが栽培され,支流にも発電・灌漑用に多くのダムが建設されている。

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