しぐらう(読み)シグラウ

デジタル大辞泉 「しぐらう」の意味・読み・例文・類語

しぐら・う〔しぐらふ〕

[動ハ四]
しぐれているように、一面ぼんやり暗くなる。
「けあぐる塩のかすみとともに―・うだるなかより」〈平家一一
混ざり合って密集する。
「ここに―・うで見ゆるは誰が手やらん」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android