精選版 日本国語大辞典 「しこでこ」の意味・読み・例文・類語
しこ‐でこ
- [ 1 ] 〘 副詞 〙 数量の多いさまにいう語。しこたま。
- [初出の実例]「扨はこりゃしこでこあちへとられたな」(出典:雑俳・たん生日(1705))
- [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 数量の多いさま。たくさん。
- [初出の実例]「しこでこな事しこでこな事・黒い手を蓋にして居る食の椀」(出典:雑俳・すがたなぞ(1703))
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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