普及版 字通 「シ・さかずき・さかつぼ」の読み・字形・画数・意味
19画
(異体字)
14画
[字訓] さかずき・さかつぼ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は單(単)(たん)。單に禪(禅)・(ぜん)と(し)の声がある。〔説文〕四下に「飮酒の角なり」とあり、郷飲酒の礼のときに用いる角の酒器とする。もと獣角を用いたものであろうが、青銅器の遺品によっていえば、細長い花瓶のような形である。東周期の〔義楚(ぎそし)〕のように、と銘するものがその器であろう。殷・周期の器はという。
[訓義]
1. さかずき。
2. 酒を入れていないさかずき。
3. さかつぼ。
4. 罰杯。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 サカツキ
[下接語]
角・揮・挙・虚・更・・執・実・勺・取・受・承・洗・送・卒・・奉・用・揚
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報