デジタル大辞泉 「しののに」の意味・読み・例文・類語 しのの‐に [副]びっしょりぬれているさま。しとどに。「聞きつやと君が問はせるほととぎす―濡れて此こゆ鳴き渡る」〈万・一九七七〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「しののに」の意味・読み・例文・類語 しのの‐に 〘 副詞 〙 びっしょりと濡れるさまを表わす語。ぐっしょりと。じとじとに。しとどに。しぬぬに。[初出の実例]「朝霧に之努努爾(シノノニ)濡れて呼子鳥三船の山ゆ鳴き渡る見ゆ」(出典:万葉集(8C後)一〇・一八三一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例