しばしば目(読み)シバシバメ

デジタル大辞泉 「しばしば目」の意味・読み・例文・類語

しばしば‐め【しばしば目】

涙ぐんで目をしばたたくこと。また、その目つき。
「せきあげせきあげ泣きければ、浄閑も―」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しばしば目」の意味・読み・例文・類語

しばしば‐め【しばしば目】

〘名〙 涙ぐんでしばたたく目。悲しみをこらえてしばたたく目つき。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)中「せきあげせきあげ泣ければ、浄閑もしばしばめ」

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