日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
シュロップシャー・ユニオン運河
しゅろっぷしゃーゆにおんうんが
Shropshire Union Canal
イギリス、イングランド中部にある内陸水路。スタッフォードシャー・アンド・ウースターシャー運河に臨むオーサーレイと、マンチェスター・シップ運河に臨むエルズミア・ポートとを結ぶ。延長約106キロメートル、47か所の閘門(こうもん)がある。もともとはマージー川とバーミンガム工業地帯を結ぶ目的で開削され、ナンテイジ以北をチェスターフィールド運河(1779年開通)、以南をバーミンガム・アンド・リバプール・ジャンクション運河(1835年開通)と称した。観光用のクルージング水路に指定されている。
[青木栄一]