シュワルツロット(その他表記)Schwarzlot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュワルツロット」の意味・わかりやすい解説

シュワルツロット
Schwarzlot

黒エナメル1色で絵付けしたガラス器や陶器,またはその技法金彩が施されている場合が多い。 18世紀にボヘミア,オーストリア,ドイツのガラス器や磁器に使われ,その高雅な気品ある表現が上流階層に愛好された。しかし 19世紀後半に入ってから,磁器にもガラス器にもほとんど用いられなくなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む