しろぐ(読み)シログ

デジタル大辞泉 「しろぐ」の意味・読み・例文・類語

しろ・ぐ

[動ガ五(四)]《古くは「しろく」》小さく動く。わずかに動く。他の語に付いて複合語をつくる。「まじろぐ」「身じろぐ」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しろぐ」の意味・読み・例文・類語

しろ・ぐ

  1. 〘 自動詞 ガ四段活用 〙
  2. ( 古くは「しろく」 ) 小さく動く。こまかく動く。他の語と結合して複合動詞をつくることが多い。「まじろぐ」「身じろぐ」「立ちしろぐ」など。
  3. ふるまう、おこなう、する、を卑しめていう語。しやがる。
    1. [初出の実例]「茶屋の嚊・どふしろぐやら子も出来ぬ」(出典:雑俳・太箸集(1835‐39)三)

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