しろぐ(読み)シログ

デジタル大辞泉 「しろぐ」の意味・読み・例文・類語

しろ・ぐ

[動ガ五(四)]《古くは「しろく」》小さく動く。わずかに動く。他の語に付いて複合語をつくる。「まじろぐ」「身じろぐ」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「しろぐ」の意味・読み・例文・類語

しろ・ぐ

  1. 〘 自動詞 ガ四段活用 〙
  2. ( 古くは「しろく」 ) 小さく動く。こまかく動く。他の語と結合して複合動詞をつくることが多い。「まじろぐ」「身じろぐ」「立ちしろぐ」など。
  3. ふるまう、おこなう、する、を卑しめていう語。しやがる。
    1. [初出の実例]「茶屋の嚊・どふしろぐやら子も出来ぬ」(出典:雑俳・太箸集(1835‐39)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android