しんばん

普及版 字通 「しんばん」の読み・字形・画数・意味

板】しんばん

板に爪あとでしるす。〔公羊伝、定八年〕陽虎、季孫を拘す。孟氏と叔孫氏と、(たが)ひして之れに(し)す。(のぞ)みて其の板にして曰く、某某日、將(まさ)に我を圃にさんとす。力能く我を救はば、則ち是(ここ)に於てせよと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内のしんばんの言及

【朝鮮】より

…朝鮮の巫俗は東北シベリアのシャーマニズムの系統につらなるもので,古代においては国家宗教の地位にあったが,高麗時代以降は仏教,特に李朝の儒教によって抑圧され,その社会的地位はきわめて低下させられてきた。賽神(クッkut)の司祭である巫覡(ふげき)は,中部以北では万神(マンシンmanshin),全羅道では丹骨(タンゴルtangol),済州島では神房(シンバンshinbang)と呼び,一般的には巫堂(ムーダンmudang)と呼ぶ。ほとんどは女性であるが,済州島では男性も多い。…

【ムーダン】より

…彼らは交霊者というより司祭者的である。湖南地方(全羅道)のタンゴル,嶺南地方(慶尚道)のムーダン,済州島のシンバン(神房)がこれに含まれる。シンバンは男巫が多く降神型もあり古型を残している。…

※「しんばん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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