岩石学辞典 「ジャキュピランガ岩」の解説 ジャキュピランガ岩 優黒質なネフエリン輝岩で,紫色のチタン・オージャイト,ネフェリンと多量の磁鉄鉱を主成分とする岩石である.様々な組成のものがあり,多少片理構造を示している.磁鉄鉱に富む岩石に漸移するものがあり,ネフェリンが増加するとメルタイグ岩(melteigite)となる[Derby : 1891, Washington : 1901].岩石名はブラジル,サンパウロ付近のジャクピランガ(Jacupi-rannga)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報