ジュ・チュ・たてる

普及版 字通 「ジュ・チュ・たてる」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] ジュ・チュ
[字訓] たてる

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
(ちゆ)+寸。は〔説文〕五上に「陳樂立ちて上に見ゆるなり」とあり、その部に「は立つなり。に從ひ寸に從ふ。寸は之れを持つなり。讀みて(ごと)くす」という。卜文にと力(耒(すき)の象形)とに従う字があり、樹芸にあたって鼓をうち、耒を清める儀礼があったのであろう。ゆえに種芸の意となる。は樹の初文で、その動詞形。その植えるものを樹という。

[訓義]
1. たてる、うえる。
2. 字はまたに作る。
3. 置と通用する。

[古辞書の訓]
〔字鏡〕 ソヤス 〔字鏡集〕 タツ

[語系]
tio、zjio、置tjikは声義近く、通用するところがある。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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