ジュネーブ命名法(読み)ジュネーブめいめいほう

精選版 日本国語大辞典 「ジュネーブ命名法」の意味・読み・例文・類語

ジュネーブ‐めいめいほう‥メイメイハフ【ジュネーブ命名法】

  1. 〘 名詞 〙 一八九二年、ヨーロッパ九か国の化学者がジュネーブに集まってつくった有機化合物命名法万国命名法のはじまり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内のジュネーブ命名法の言及

【化合物命名法】より

…これはさらに19世紀に入って各国の化学者たちの共感をよび,ついには国際的にも万国共通の命名法が要望されるようになった。そして1892年,ヨーロッパ9ヵ国の化学者がスイスのジュネーブに集まって,有機化合物命名法の制定を協議し,制定したのが,いわゆるジュネーブ命名法(万国命名法)である。これはさらに1919年国際純正応用化学連合IUPACが成立すると,その中に命名法委員会がつくられ,これに引きつがれることになった。…

※「ジュネーブ命名法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android