ジュバイニー家(読み)ジュバイニーけ(その他表記)Juvaynīyān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュバイニー家」の意味・わかりやすい解説

ジュバイニー家
ジュバイニーけ
Juvaynīyān

イラン,ホラーサーン地方のジュバイン出身の名家セルジューク朝ホラズム・シャー朝イル・ハン国の諸王朝に代々財務長官として仕えた。イル・ハンに仕え,『世界征服者の歴史』 Tārīkh-i Jahān-gushāを著わしたアラー・ウッディーン (→ジュバイニー ) のとき,最も権勢を誇ったが,彼の没後政敵の陰謀によって急速に衰え,一族は次々と処刑されてジュバイニー家は絶えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む