現代外国人名録2016 「ジュリアスレスター」の解説
ジュリアス レスター
Julius Lester
- 職業・肩書
- 作家,音楽家,フォーク歌手,写真家 アマースト大学教授
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1939年
- 出生地
- ミズーリ州セントルイス
- 学歴
- フィクス大学〔1960年〕卒
- 受賞
- 産経児童出版文化賞(大賞,第47回)〔2000年〕「あなたがもし奴隷だったら…」
- 経歴
- 牧師の子として生まれ、大学では音楽と文学を修め、ピート・シーガーとともに「12絃ギターのひきかた」を著わす。各地で歌い、レコードを吹きこんでいる音楽家であり、フォーク歌手でもある。その一方、SNCCに投じ、活動家として公民権運動に参加するとともに「ビレッジ・ボイス」や「ガーディアン」などの雑誌や新聞に記事と写真を寄稿する。写真家としても、ハバナやハノイに取材に出かけ精力的に活動。長編評論「気をつけろよ、白んぼ!ブラック・パワーがおまえたちのママをやっつけるぞ!」が絶賛を博し、一躍有名になる。1969年に「奴隷とは」がニューベリー賞次点となる。2000年「あなたがもし奴隷だったら…」で産経児童出版文化賞大賞を受賞。児童向けの著書に「ジョン・ヘンリー」「おしゃれなサムとバターになったトラ」などがある。常に“新しい社会と新しい人間”を根底に、多面的な活動を続けるアフリカ系作家。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報