ジョークラッシャ(その他表記)jaw crusher

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジョークラッシャ」の意味・わかりやすい解説

ジョークラッシャ
jaw crusher

粗砕用クラッシャ一種で,最も多く使われる。動作部は図のように互いに傾いた2枚の高マンガン鋼製あご板から成る。板Aは固定,板Bは大型はずみ車をもつ偏心軸Cの回転前後に振動し,装入岩石はその間で噛み砕かれるので噛鉱機ともいう。Bの振動機構によりシングルトグル型,ドッジ型,ブレーキ型など数種に類別される。能力は岩石の種類によるが,大型では1時間数百tに達する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む