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回転 かいてんrotation

翻訳|rotation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

回転
かいてん
rotation

平面上では,1点のまわりに,図形 (一般には点集合) を同じ角だけ回す変換をいう。3次元空間では,軸のまわりに,それと直交する平面上を回転することで,回転角のほかに,軸の方向が指示されなければならないので,少し複雑になる。 n 次元空間では,(n-2) 次元空間を「軸」として回転することを考えなければならない。回転の全体はをつくり,回転群という。

回転
かいてん

ローテーション」のページをご覧ください。

回転
かいてん
slalom

アルペンスキーの種目の一つ。特に敏捷性,技巧性が要求される。 1922年,アーノルド・ランによって考案され,1936年のガルミッシュパルテンキルヘン・オリンピック冬季競技大会から正式種目となった。旗門で規定されたコースを滑り,その所要タイムの優劣を競う。標高差男子 180~220m,女子 140~200mでコースを設け,そのうち4分の1は 30°以上の急斜面とする。旗門数は,男子 55~75双旗,女子 45~65双旗で,旗門の間隔は 15m,幅4~6m。青,赤の2色旗を用いる。試技は異なるコースで1回ずつ,計2回。合計タイムで順位が決まる。旗門の双旗のポールを結ぶ線を両足で通過しないと失格になる。

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デジタル大辞泉の解説

かい‐てん〔クワイ‐〕【回転/×廻転】

[名](スル)
物が、ある軸を中心としてまわること。「―式のテーブル」「翼が―する」
からだを転がしたり、宙がえりしたりすること。「―レシーブ」「マット上で三―する」
機能を十分生かした働きをすること。存分に活動すること。「頭の―が鈍い」「人員を―させて事務をさばく」
物事が、動きをくり返すこと。「資金の―が早い」
サービス業などで、客が新しい客と入れ替わること。「客の―が悪い」
回転競技」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

かいてん【回転 rotation】

(1)平面上の各点Pに対し,Pをその平面上の一定点Oのまわりに一定角θだけまわした点をP′とするとき,PをP′にうつす対応を平面上の回転といい,Oを回転の中心,θを回転角という。空間の各点Pに対し,Pを一定直線lのまわりに一定角θだけまわした点をP′とするとき,PをP′にうつす対応を空間における回転といい,lを回転軸,θを回転角という。空間の1点Oに対し,Oを通る任意の直線を軸とする回転をOを中心とする回転という。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の回転の言及

【回転運動】より

…太陽の周りの惑星の運動のように,大きさを考えず1点で表した物体(質点という)が他の1定点の周りで行う円運動や楕円運動をいうこともあるが,大きさのある物体の(変形を別途に考えることにして)運動を,並進運動と回転の合成として取り扱う場合の後者を指すのがふつうである。例えば,机の上を転がる円筒を考えると,その運動は軸の平行移動とその周りの回転とを合わせたものとみなすことができる。この場合,各瞬間の運動を,円筒と机の接触線を軸とした回転と考えることも可能である。…

【自転】より

…天体がその重心を通る軸のまわりに回転する現象である。複数の天体が共通重心のまわりを回る公転に対する語。回転の軸を自転軸,1回の回転に要する時間を自転周期という。一般に自転の状態は,自転軸の方向と自転周期によって定まる。地球の自転の場合,自転軸は天の北極を向き自転周期は1恒星日である。 天体の自転周期の測定には,天体の種類に応じていくつかの方法がある。太陽系の天体で表面に模様が見える場合は,その移動を観測して決める。…

【座標】より

…これに対し一般の平行座標系を斜交座標系skew coordinatesという。直交座標系では両座標軸の正の向きは,x軸を原点Oのまわりに時計の針のまわる向きと反対の向きに90度回転したときに,x軸の正の向きとy軸の正の向きが一致するように選ばれているのが通常である。このとき,両座標軸により分かたれる平面の四つの部分のおのおのを象限といい,図4のI,II,III,IVの部分を第1,第2,第3,第4象限という。…

【座標変換】より

…これを座標系の平行移動という。また,両座標系が同じ点Oを原点とする直交座標系で,I,JをOのまわりにθだけ回転した位置にI′,J′があるときは(図2),座標変換式は,となる。これを座標系の回転という。…

【ベクトル解析】より

S上の点でのベクトル場Fn成分をFnと書くことにし,なる面積分を定義して,これをSを通過するベクトル流vector fluxという。
[勾配,発散,回転]
 スカラー場φ(x,y,z)が与えられたとき,(∂φ/∂x,∂φ/∂y,∂φ/∂z)を成分とするベクトル場をφの勾配,あるいはグラディエントgradientと呼び,▽φ,またはgradφで表す。ベクトル場F=(Fx,Fy,Fz)に対して,で定義されるスカラー場divFFの発散といい,またx,y,z方向の単位ベクトルをそれぞれijkとするとき,で定義されるベクトル場rotF(curlFとも書く)をFの回転という。…

※「回転」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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