すかへ

精選版 日本国語大辞典 「すかへ」の意味・読み・例文・類語

すか‐へ

  1. 〘 名詞 〙 ( 「州(す)(か)(へ)」の意か ) 川や海辺の州(す)のあたり。→すか
    1. [初出の実例]「みやじろの須可敝(スカヘ)に立てるかほが花な咲き出でそね隠(こ)めてしのはむ」(出典万葉集(8C後)一四・三五七五)

すかへの補助注記

用例は、従来諸本「緒可敝」により「をかへ(岡辺)」とされていたが、類聚古集「須可敝」、西本願寺本「渚可敝」によって「すかへ」とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む