すかへ

精選版 日本国語大辞典 「すかへ」の意味・読み・例文・類語

すか‐へ

〘名〙 (「州(す)(か)(へ)」の意か) 川や海辺の州(す)のあたり。→すか
万葉(8C後)一四・三五七五「みやじろの須可敝(スカヘ)に立てるかほが花な咲き出でそね隠(こ)めてしのはむ」
[補注]用例は、従来諸本「緒可敝」により「をかへ(岡辺)」とされていたが、類聚古集「須可敝」、西本願寺本「渚可敝」によって「すかへ」とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android