海辺(読み)ウミベ

  • うなべ
  • うみべた
  • かいへん
  • 海▽辺

デジタル大辞泉の解説

海のほとり。海岸
《「うみへた」とも》うみべ。うみばた。
「おほかたはわが名もみなと漕(こ)ぎ出でなむ世を―にみるめ少なし」〈古今・恋三〉
海のほとり。うみべ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 うみべ。海岸。
※読本・雨月物語(1776)貧福論「呂望(りょぼう)(せい)に封ぜられて民に産業(なりはひ)を教ふれば、海方(ウナベ)の人利に走りてここに来朝(きむか)ふ」
〘名〙 海のほとり。うみべた。うみばた。かいへん。
※万葉(8C後)一八・四〇四四「浜辺よりわがうち行かば宇美辺(ウミヘ)より迎へも来ぬか海人の釣船」
※書紀(720)神代下(丹鶴本訓)「後に海浜(ウミベタ)に遊行(いでま)して」
〘名〙
① 海のほとり。うみべ。かいほ。
※万葉(8C後)一五・三六五九・題詞「海辺望月作歌九首」
※太平記(14C後)四「是も海辺近き処なれば、毒霧御身を侵して瘴海の気冷(すさま)じく」 〔李紳‐海棠詩〕
② 連歌の分類で、海、磯など、海にかかわる語。
※私用抄(1471)「海辺に時雨・鐘・嵐などを不可然かとあそばし侍るも、仮令最初心の人のためなる哉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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