ステープル制度(読み)ステープルせいど(その他表記)Staple System

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ステープル制度」の意味・わかりやすい解説

ステープル制度
ステープルせいど
Staple System

中世末から近代初頭のイギリスで,最も重要な輸出品である羊毛の指定取引所制度。羊毛輸出関税は当時のイギリスの国家財政に重要な地位を占め,国王はこの取引所 (ステープル) を国外の1ヵ所に指定して関税収入の便をはかった。 14世紀末ドルトレヒトにおかれて以来ネーデルラントの港を転々としたが,14世紀後半から 16世紀なかばまではフランスカレーにおかれた。この取引所の運営にあずかり,取引の特権を与えられた商人をステープラーズ Staplersという。 17世紀初めに廃止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む