ストローブマツ(その他表記)Pinus strobus; white pine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ストローブマツ」の意味・わかりやすい解説

ストローブマツ
Pinus strobus; white pine

マツ科の常緑高木。北アメリカ東部地方に生える5葉性のマツで,高さ 30~50mに達する。球果は長さ 10~15cm,直径 2.5~4cmある。多数変種が知られている。材は白く軟質であるが北アメリカでは林業上最も有用な樹種とされる。なお,北アメリカの太平洋岸でホワイトパインと呼ばれるのは本種とは別種のモンティコラマツ P. monticolaで材はやや淡褐色を帯びる。

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世界大百科事典(旧版)内のストローブマツの言及

【マツ(松)】より

…ヤクタネゴヨウP.armandii Planch.var.amamiana (Koidz.)Hatus.は中国,台湾に分布するタカネゴヨウの変種で,鹿児島県種子島と屋久島の特産である。外国産では,ストローブマツP.strobus L.(英名eastern white pine)が北アメリカ東部唯一の種で,高さ50mに達する重要な林業樹種であるが,ヨーロッパから入った発疹銹病(はつしんさびびよう)が甚大な被害を与えている。北アメリカ西部には近縁のモンチコラマツP.monticola Dougl.(英名western white pine)がある。…

※「ストローブマツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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