スフィンゴシン(英語表記)sphingosine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スフィンゴシン」の意味・わかりやすい解説

スフィンゴシン
sphingosine

一種の長鎖不飽和アミノアルコールで,スフィンゴミエリンの構成成分として存在する。次の化学式で表わされる。 CH3(CH2)12CH=CHCH(OH)CH(NH2)CH2OH 窒素原子に脂肪酸が結合したアミドセラミドと呼ばれ,その末端水酸基にリン酸または糖が結合したものをスフィンゴリピド (スフィンゴ脂質) という。

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