スベエデイ(その他表記)Sübe'edei

山川 世界史小辞典 改訂新版 「スベエデイ」の解説

スベエデイ
Sübe'edei

1176~1248

チンギス・カン指揮下の部将。ウリャンカ族出身。メルキト族討滅に功を立てた。チンギス・カンのモンゴル西征に参加し,ジェベとともにホラズム・シャーを追跡。カフカース山脈を越えてキプチャク草原に侵入,カルカ河畔の戦いでルーシ諸公連合軍を破った。オゴデイ治世にはの都の汴京(べんけい)を陥れ,バトゥ西征では副将として活躍した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語 汴京

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android