最新 地学事典 「スベコノルウェジアン」の解説
スベコノルウェジアン
Sveconorwegian
南西スウェーデン~ノルウェー南部にかけて広がる変成帯で,非造山期の斑れい岩・ドレライトの貫入(1,350~1,250Ma)と等斜褶曲に始まり,高度変成作用と花崗岩の貫入(1,250~1,200Ma),新期造山運動(1,080~980Ma)が重なる。古地磁気学データは1,190~1,050Maの間にバルト楯状地の回転が起こったことを示す。一般的にはK-Ar年代が1,100~900Maに再変成された複変成岩類と,スウェーデンのBohus花崗岩,東ノルウェーのIddefjord花崗岩,南ノルウェーのGrimstad, Herefoss, Lyngdal花崗岩,Farsund, Hidraチャーノッカイトなどの貫入岩体で代表される。北米のGrenvillianに続く。N.H.Magnusson(1960)命名。
執筆者:山田 哲雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

