せせとめ団扇(読み)せせとめうちわ

精選版 日本国語大辞典 「せせとめ団扇」の意味・読み・例文・類語

せせとめ‐うちわ‥うちは【せせとめ団扇】

  1. 〘 名詞 〙 備前国岡山県)岡山八阪から産する団扇(うちわ)。淡竹の根元を用いて作り、地紙に漆を塗って茶褐色としたもの。この団扇は、一、二年水に浸しておいても、地紙が骨から離れることがないという。

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