せどかどに男も乾されぬ(読み)せどかどにおとこもほされぬ

精選版 日本国語大辞典 「せどかどに男も乾されぬ」の意味・読み・例文・類語

せどかど【背戸門】 に=男(おとこ)[=殿御(とのご)・天人]も=乾(ほ)されぬ[=置(お)かれぬ]

  1. うっかり男を外に出しておけば、いつ、ほかの女に取られるかわからない。心配で男を外へ出すにも出せないということ。
    1. [初出の実例]「ホンニ瀬戸門(セトカド)天人(テンニン)もうっかりと出(ダ)しては置(オカ)かれぬわいの」(出典談義本・成仙玉一口玄談(1785)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む