セラ・クルリス(その他表記)sella curulis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セラ・クルリス」の意味・わかりやすい解説

セラ・クルリス
sella curulis

古代ローマのインペリウム (命令権) を有する高級政務官がすわる象牙製の椅子。もたれも肘掛けもない。エトルリア起源といわれる。裁判に向う高官の乗った戦車 currusが語源で,古くは法廷座席を意味した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のセラ・クルリスの言及

【いす(椅子)】より

…ローマ人はギリシアのいすをそのまま継承したが,帝政期になると,豪華な彫刻装飾が加えられ,いすが再び権威を示す傾向を示した。大理石やブロンズで作られた玉座ソリウムsolium,執政官や元老院議員が執務用に使用したX脚・折りたたみ式のセラ・クルリスsella curulis,ギリシアのクリスモスを模した婦人用のカテドラcathedraなどが,ローマ時代の代表的ないすである。中世初期の民族移動と社会変革とによって,古代のいすの伝統は失われ,代わって衣類や貴重品を収納するチェスト(櫃(ひつ))が中世のいすの原型となる。…

※「セラ・クルリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む