セルウィウス城壁(読み)セルウィウスじょうへき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セルウィウス城壁」の意味・わかりやすい解説

セルウィウス城壁
セルウィウスじょうへき

古代ローマの王セルウィウス・ツリウス (伝,在位前 578~534頃) の時代に建築されたと伝えられる城壁実際はより新しく,前 378年頃完成。トゥーファ (凝灰岩) の塊を積重ねたもので高さは低いところで 8.5m,厚さ 4.5m。ギリシア人石工工事を請負ったことが記名からうかがわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android