日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 セルロース生合成阻害型除草剤せるろーすせいごうせいそがいがたじょそうざい 除草剤を阻害作用で分けたときの分類の一つ。セルロース生合成阻害型除草剤には、トリアジン環を基本骨格とするアジンジアミン系除草剤のトリアジフラムと、ニトリル系のジクロベニルがある。植物細胞壁の主要な構成成分であるセルロースの生合成を阻害することにより、一年生雑草の根や幼芽部の生育を抑制し、土壌処理剤として除草効果を発揮する。[田村廣人][参照項目] | 除草剤 | セルロース 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例