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抑制 よくせいinhibition

翻訳|inhibition

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

抑制
よくせい
inhibition

興奮と対立する言葉で,一般的には生体の反応量が低下する現象をさす。反応が低下する理由としては,当該反応の反復,無強化,他の刺激による阻害などがあげられる。条件づけの実験では前2者を内制止,後者を外制止という。なお特殊な用法として,暗記学習では一連の暗記学習が他の暗記学習を阻害する場合に用いられ,精神医学では精神障害者の反応性の低下を意味する。さらに神経生理学では,抑制ニューロン (神経単位) が興奮伝達をシナプス前部あるいは後部で妨げる機構をさし,それらをそれぞれシナプス前抑制およびシナプス後抑制という。

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デジタル大辞泉の解説

よく‐せい【抑制】

[名](スル)
おさえとどめること。「インフレを抑制する」
意識的な努力によって衝動やそれに伴う感情思考をおさえつけること。

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大辞林 第三版の解説

よくせい【抑制】

( 名 ) スル
たかぶろうとする感情、激しい欲望、衝動的な行動などをおさえてとめること。 「痛みを-する」 「感情を-する」
急激に進もうとするものをおさえとめること。 「インフレの-」
〘医〙 刺激によって興奮した神経細胞の活動が、他の神経細胞によって抑えられること。制止。

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世界大百科事典内の抑制の言及

【条件反射】より

…これを分化differentiationという。(5)分化,消去によってCSとして作用を失った刺激は無効になったのではなく,これを他の有効なCSと組み合わせて与えると,この効果を抑制(制止)する作用をもつ。これを内抑制internal inhibitionという。…

【抑圧】より

…自我の防衛機制のなかのもっとも基本的なものであり,他のすべての防衛機制の前提である。抑圧は〈禁圧(抑制)suppression〉と違って,その過程それ自体も無意識的である。すなわちある観念や衝動をこれは良くないと意識的に考えて抑えつけるのではなく,その観念や衝動が心の中に存在していることそれ自体が否定される。…

※「抑制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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