生育(読み)セイイク

デジタル大辞泉の解説

せい‐いく【生育】

[名](スル)
うまれ育つこと。また、植物が生長すること。「作物が生育する」
うみ育てること。
「―の恩は深くっても」〈露伴・露団々〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

せいいく【生育】

( 名 ) スル
生まれ育つこと。また、生み育てること。 「 -の恩」
(植物が)伸長して大きくなること。 「稲の-が悪い」 「作物が-する」 〔学術用語としては「生育」は植物に、「成育」は動物について用いられる〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おい‐そだち おひ‥【生育】

〘名〙 生い育つこと。また、その環境。生い立ち。育ち。生長。
※浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)四「かふ見た所、かたがたはいやしからざるおひそだち」

おい‐そだ・つ おひ‥【生育】

〘自タ五(四)〙 次第に大きく育っていく。成育する。生い立つ。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三「一雲の所雨、その種性にかなひて、しかも生長(シャウチャウ)(〈注〉ヲイソタツ)することえて、華・菓、敷実せん」

しょう‐いく シャウ‥【生育】

〘名〙 子を生んでそだてること。せいいく。
今昔(1120頃か)五「南の岳に仙人有り、一の女子を生育(しゃういく)せり」
源平盛衰記(14C前)一九「妾夫を助けん為に、争でか生育(シャウイク)の父を殺させん」 〔法華経‐従地踊出品〕

せい‐いく【生育】

〘名〙
① うまれそだつこと。おいたつこと。〔医語類聚(1872)〕
※尋常小学読本(1887)〈文部省〉五「此虫は、重に、樟栗くぬぎ漆くるみ柿もち等の木に生じ、其葉を食して生育す」 〔孔子家語‐弁楽解〕
② うみそだてること。おいたたせること。そだてること。育成。しょういく。
※土井本周易抄(1477)三「雷は鳴て万物を生育するぞ」
※新聞雑誌‐三四号・明治五年(1872)三月「彼の有為の人才を生育せんとす」 〔管子‐牧民〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

在職老齢年金

就業している高齢世代にも一定の年金を支給する制度。2004年の年金改正で、就労を阻害せず、働くことに中立な仕組みにするため、60歳代前半の人には厚生年金(定額部分も含む)の一律2割カットの仕組みを廃止...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

生育の関連情報