イギリス、スコットランド東部の都市。人口1万1136(1991)。海岸の保養地で、世界最古とされる著名なゴルフ・コース「セント・アンドリューズ・オールド・コース」があり、ゴルファーのメッカとされている。また、セント・アンドリューズ大学は創立1410年、スコットランド最古の名門校である。6世紀ケネス聖人によってケルト人が入植し、8世紀にはピクト人のアンガス・マクファーガスによって新しい教会が創立された。市名は、ピクト人とスコットランドの守護神である聖アンドリューに由来する。中世を通じてスコットランドの宗教的中心の一つであったが、その最大の大聖堂は16世紀の宗教改革時に破壊された。市街地には、赤色砂岩による石造建築物が多い。
[米田 巌]
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