日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゼーゲル式」の意味・わかりやすい解説 ゼーゲル式ぜーげるしきSeger formula ドイツのゼーゲルが釉(ゆう)の組成を表すために導入し、現在も広く使用されている方法。化学組成をモル分率に計算し直し、成分酸化物をR2O+RO(合計を一とする)、R2O3、RO2の三群に配列するものである(Rは基を示す)。R2OとROの種類で釉の性質が理解でき、R2O3:RO2で釉の熟成温度がわかる。[素木洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例