そうりゅう

知恵蔵mini 「そうりゅう」の解説

そうりゅう

建造は三菱重工、川崎造船。2005年3月より建造が開始され07年12月に進水、09年3月より実戦配備された。「そうりゅう型潜水艦」の初代であり、同型潜水艦には「うんりゅう」「はくりゅう」「けんりゅう」「ずいりゅう」などがある。名称は明治5年に竣工した戦艦蒼龍」にちなんでいる。排水量:基準2900トン、満載4200トン。全長84メートル、全幅9.1メートル。最大速力は水上13ノット/水中20ノットで、最大航行距離は6100キロという世界有数の性能を確保している。乗員65名。水中排水量4200トンは、11年時点で通常動力潜水艦としては世界最大である。動力は、次世代潜水艦のAIP(非大気依存推進)システムで海上自衛隊として初のシステム。海外から購入を検討されている有力潜水艦となっている。

(2012-10-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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