ソレム(その他表記)Solesmes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソレム」の意味・わかりやすい解説

ソレム
Solesmes

フランス北西部,サルト県ルマン西南西約 40kmにある村。人口 1000余りの寒村であるが,1010年頃創建のベネディクト会修道院所在地として知られる。修道院はグレゴリオ聖歌正統復興の中心地で,15~16世紀の彫像群『ソレムの聖人達』も有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android