ソンマ岩(読み)ソンマがん(その他表記)sommaite

岩石学辞典 「ソンマ岩」の解説

ソンマ岩

リューサイト橄欖(かんらん)石モンゾニ岩で火山放出塊として産出する.中粒から粗粒で,オージャイトと少量の橄欖石が大きな正長石の石基にポイキリティックに含まれる組織である.粒間に酸性斜長石の縁をもつバイトゥナイトが含まれる.少量のリューサイトを含むことがある[Lacroix : 1902].イタリア,ヴェスヴィアス(Vesuvius)火山のモンテ・ソンマ(Monte Somma)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む